今年度は、福祉功労の該当者はなく、長寿表彰は白寿の方が3名、米寿の方が18名でそのうち7名の方が出席され、全員に賞状と記念品が手渡しされました。来賓の方々からご挨拶をいただくと受賞された方々へ突然のインタビュー。少し驚いた様子もありましたが、マイクを向けられると、「なんとか元気で過ごせていることに感謝しています。」「今も野菜作りをして料理を作っています。」など…ながい人生の重みを感じるように、そして前向きに生きようとされているお話しに、参加者は感心しきり。会場全体が和やかで温かい空気いっぱいに包まれました。
「住みよい佐世に」のテーマによる取り組み発表では、雲南市社会福祉協議会事業尾配食サービスでボランティアの錦織明さん、佐世っこひろばのスタッフである原一子さん、免別自治会サロン「さんさん会」の田中信夫さんからそれぞれの活動・事業について内容や実情を自分の思いと重ねて、わかりやすく発表していただきました。
「一人ひとりを大切にする佐世に」のテーマでは、大東町の女性の集いの皆さんで『認知症になっても生きられる地域に』と題して寸劇を熱演していただきました。認知症は病気だから自治会の皆さんに知らせ、協力していただくというどこにでも起きる内容でした。
お互い様の気持ちでお互いが支え合う温かい地域づくりができたらいいなと皆さん感じられたと思います。
最後は、「力を併せて一歩前進」のテーマで懇親会。受賞されたみなさんを中心に参加された皆さんが、語り合い、笑い合い、注ぎあって元気をいただいた社会福祉大会となりました。