7月8日(水)雲南市社会福祉協議会地域福祉部 遠藤勇二部長を講師に「認知症を学び地域で支えよう」と題して認知症サポーター養成講座を開催しました。認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせるような地域づくりを目指して、温かい見守り方について学びました。
認知症は脳の病気であること、加齢によるもの忘れと、認知症による記憶障害とは大きな違いがあること、関わり方で本人や家族の精神的負担はずいぶん違うこと、また、認知症の人や、家族の方の思いに触れ、認知症の人の尊厳を大事にしながらどのように関わり、支えたらよいのかなど、具体的事例を通してお話していただきました。
最後に、認知症サポーターの証として、受講された皆さんにオレンジリングが渡されました。 “支え合える地域とは、そこにあるものではない つくっていくもの”という言葉が心に残りましたが、認知症を正しく理解し、偏見を持たず、温かい目で見守る認知症サポーターの輪が広がり、一人でも多く各自治会で増えるよう、福祉部では、今後も研修会を継続していきたいと考えています。