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佐世地区振興協議会

倉敷・大原美術館、美観地区へ一日研修旅行

 10月14日(日)39名の参加により、倉敷・大原美術館、美観地区を巡る一日研修を行いました。
 

 最初の目的地である大原美術館は、倉敷紡績の2代目、大原孫三郎が昭和5年に創立した日本で初めての私立の西洋美術館。そこでは、レクチャー(美術館の歴史、展示作品の概要解説)を受けた後、グレコの「受胎告知」、モネの「睡蓮」、ゴーギャンの「かぐわしき大地」など世界の名だたる巨匠の生の作品をじっくりと鑑賞しました。倉敷川の畔の柳並木、白壁・なまこ壁の屋敷や蔵が並び、伝統的な日本建築の美しさを残している美観地区を巡った後、倉敷アイビースクエアへ。アイビースクエアは、代官所跡に明治22年に建築された倉敷紡績所の工場を昭和48年に改修・再生された複合文化施設(ホテル、レストラン、記念館等)であり、そこのレストランで昼食をとりました。アイビースクエアの名前の由来となった赤レンガの外壁を覆う蔦は紡績工場であったころに工場内部の温度調節のために植えられたということでした。
 大原美術館では美術の教科書にも出てくる数々の世界的名画の鑑賞、そして、天領として栄
えた歴史を感じる町並み、元紡績工場であったアイビースクエアを巡るという芸術、歴史等を
学ぶ研修旅行でしたが、参加された佐世地区の皆さんの交流を深める旅行にもなりました。    
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